中城城跡、光と音楽で護佐丸伝説を表現 観客を魅了


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色鮮やかなコンピューターグラフィックと音楽で多くの観客を魅了した世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング=22日、中城城跡(普久原裕南撮影)

 「世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング~音と光で蘇る護佐丸伝説」(同実行委員会、中城村主催)が22日夜、中城城跡で開催された。郷土の英雄・護佐丸の伝説をモチーフに、光と音楽を融合させた壮大な演出で多くの観客を魅了した。

 プロジェクションマッピングの開催は昨年に続き、2回目。中城城跡・三の郭の外壁に炎やチョウ、護佐丸、阿麻和利の姿などが次々と浮かび上がると会場は歓声に包まれた。外壁前の舞台では、護佐丸役(呉屋智さん)と阿麻和利役(新垣勇さん)、村内の団体による獅子舞や太鼓を交えた演舞が披露された。
 宜野湾市から訪れた山入端彩さん(27)は「迫力のある映像に感動した。レーザーショーもとてもきれいだった」と話した。23日も午後5時開場、午後7時の開演。23日のオープニングコンサートにはnatchyとSky’s The Limitが出演する。