のぞいて「夢の世界」 豊見城でドールハウス展開幕


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ドールハウスの中をのぞき込む来場者=6日、豊見城市の豊崎ライフスタイルセンタートミトン

 【豊見城】「ドールハウス展inトミトン~小さな夢の世界へようこそ~」(琉球新報社主催)が6日、豊見城市の豊崎ライフスタイルセンタートミトンで始まった。5人の作家による精巧で個性豊かな約80作品が並び、来場者はハウスの中をのぞき込んで「夢の世界」を堪能した。1月18日まで。

 ドールハウスとは人形サイズの家。キッチンやベッドルームなど欧米風の作品をはじめ、国登録有形文化財の旧島袋家住宅主屋なども展示されている。
 作家の木村浩之さんは「ドールハウスには癒やしの効果がある。のぞき込むと自分がハウスの主人公になれる感覚を楽しんでほしい」と呼び掛けた。来場した相葉理恵さん(35)=豊見城市=は「一つ一つが細かく、手に取ってみたくなる」と話した。
 展示会は午前10時から午後6時まで、会期中は無休。入場料は一般(高校生以上)が800円、小中学生が400円。未就学児は無料。