福袋求め行列4500人 県内のデパートで初商い


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お目当ての福袋を買い求める人々=2日、那覇市久茂地のデパートリウボウ

 新年を迎え県内の商業施設は買い物客でにぎわった。那覇市久茂地のデパートリウボウでは2日、初商いが行われ、福袋を買い求める家族連れや友人同士が長蛇の列をつくった。

午前9時半、正面玄関が開くと同時に開店を待ちわびていた4500人がお目当ての福袋を目指し、店内に駆け込んだ。
 南城市から友人2人と訪れた勢理客邦治さん(21)=沖縄大学3年=は「普段、高級で手の届かない商品でも、福袋だと安くなっている」と笑顔。沖縄市の嘉手苅あゆみさん(45)=パート職員=はお目当ての福袋の中身を確認し「この内容だといつもなら考えられない値段だ」と喜んでいた。
 約6千個の福袋はこの日、ほぼ完売した。リウボウによると、早い人は1日午後10時ごろから並んでいたという。