良い年へと願い込め 県内神社・寺 参拝客でにぎわい


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
無病息災などを祈願する参拝客=1日午前、那覇市

 新年を迎え、県内の神社や寺に参拝客が次々と訪れ1年の無病息災などを願い手を合わせた。那覇市の沖宮では1日、初詣の家族連れや友人同士でにぎわった。おみくじを引いたり、縁起物を購入したりする姿も見られた。

 毎年元日に沖宮で家族の健康を祈願している大城善一郎さん(39)=豊見城市、会社員=は「3月に妻が出産を予定している。元気な子が生まれるように祈った」と話し、安産祈願のお守りを手にした。
 岸本小由紀(こゆき)さん(15)と池原織穂(しほ)さん(15)=ともに豊見城中学校3年=はおみくじを引いた。「恋みくじ」で大吉を引いた池原さんは「ことしこそ、いい人に巡り合えるかな」と笑った。岸本さんは「運気が上がりそうだから来年まで持っておく」とおみくじを財布に入れた。
 沖宮は2日、「黄金餅つき大会」を開き、餅約150キロを参拝客らに振る舞った。