5メートル恵方巻き、長さも味も○ 保育園児が手作り


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5メートル超の恵方巻きを完成させた園児ら=3日、那覇市繁多川の童夢幼児園・保育園

 節分の3日、那覇市繁多川の童夢幼児園・保育園の5歳児クラス46人が5メートル10センチの巨大恵方巻き作りに挑戦した。「せーの!」の掛け声に合わせて、のりや酢飯、卵焼き、シイタケなどが乗った巻き簀(す)を園児らが一斉に巻き、恵方巻きを完成させた。

園児はことし縁起がいいとされる西南西の方角を向きながら、恵方巻きをぱくぱく食べた。
 酢飯24合の炊飯や卵焼き、シイタケや甘酢漬けした大根を一口大に切る作業などを保護者や教諭の手助けを受けながら、園児自らが手掛けた。
 すだれを切ってつなぎ合わせた巻き簀(す)で巻きずしを作ると園児は「できたー」「長い!」と大喜びの表情を見せていた。
 願い事をしながら食べると、願いがかなうとされる恵方巻き。池間麻樹乃ちゃん(6)は「世界が平和になりますように」と思っていたという。「みんなでおすしを巻くのも楽しかった」と笑顔を見せた。