県立高校で卒業式 1万4332人、希望胸に新生活へ


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恒例のブレザーコート投げで卒業式を締めくくる生徒たち=1日、南風原町津嘉山の南風原高校体育館

 県立高校全60校で1日、卒業式が開かれた。2014年度の卒業予定者は全日制1万3731人、定時制149人、通信制164人、特別支援学校高等部および専攻科288人の計1万4332人。卒業生たちは、仲間たちと過ごした思い出を胸に、これから始まる新生活への希望を膨らませていた。

 南風原町の南風原高校(棚原秀則校長)では、294人が卒業した。家族らに見守られる中、棚原校長から一人一人に卒業証書が手渡された。同校では、14年度の卒業生を最後に体育コースが廃止される。体育コースの井上健君(18)は、福岡の専門学校に進学する。「最後の体育コースを卒業する全員が誇りを胸に、これからも頑張っていければ」と語った。