戸原初V、女子は酒井 宮古島トライアスロン


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
国内屈指の長距離レースを終えてゴールし、家族や友人らと喜びを分かち合うトライアスリートら=19日、宮古島市陸上競技場(花城太撮影)

 【宮古島トライアスロン取材班】第31回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)は19日、悪天候のためスイムを中止し、2種目のデュアスロン(ラン-バイク-ラン)に変更して開かれた。

ラン(6・5キロ)からスタート、続いてバイク(157キロ)、再びラン(42・195キロ)を行う合計約205キロで行い、男子は戸原開人(神奈川)が初優勝、女子は酒井絵美(群馬)が4年ぶり3度目の優勝を果たした。デュアスロン競技の実施は2013年の第29回大会以来2年ぶり。 
 男子の戸原は7時間38分44秒でゴールした。2位はライアン・クロス(オーストラリア)、3位はビクター・アロシュン(ウクライナ)が入った。
 女子の酒井は8時間49分37秒で栄冠をつかんだ。2位は石井麻実(東京)、3位はジュリア・ボーン(ドイツ)。
 大会には1474人(男子1292人、女子182人)が出場し、完走者は1019人(男子924人、女子95人)だった。完走率は69・1%。バイクの距離が延長され、また3種目のトライアスロンと単純な比較はできないが、宮古島大会で過去最低だった。
 正午時点の天候は曇りで、気温は25・7度、風速6・7メートル、湿度90%だった。