大地に潤い きょう穀雨


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降り注ぐ雨の下、雨がっぱ姿でイモカズラを収穫する農家=19日午前11時ごろ、八重瀬町仲座

 きょう20日は「穀雨」。二十四節気の一つで、穀物を潤す春の雨が降るころとされる。沖縄地方は19日、湿った空気の影響で曇りや雨の降る一日となった。

 八重瀬町仲座のイモ畑では降り注ぐ雨の下、苗になるイモカズラの収穫作業が見られた。「イモの新芽がたくさん伸びてきた。ハルサー(農家)に雨は関係ないよ」と男性は手を止めて話した。
 沖縄気象台によると向こう1週間の天気は、気圧の谷や湿った気流の影響で曇りの日が多く、期間の初めは雨の日がある見込み。