歌い踊って豊漁祈願 うるま市平安座島でサングヮチャー


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<サングヮチャー>旗頭やタマンのみこしを掲げ、大漁祈願をする参加者=22日午後、うるま市の平安座島

 【平安座島=うるま】うるま市与那城の平安座島で、旧暦3月3日の21日から3日間の予定で豊漁や海の安全を願う伝統行事「サングヮチャー」が行われている。中日に当たる22日、見物客が見守る中、銛(もり)で魚を突く「トゥダヌイュー」と大漁を祈願する「ナンザモーイ(ナンザ拝み)」が行われた。

 トゥダヌイューでは女性が魚を銛で突き刺し、太鼓などに合わせて歌い踊ったその後、子どもたちが大きなタマンのみこしを担ぎ、海を渡ってナンザ島に移動。地域の代表らが海に酒や米を供え、ニライカナイの神に祈りをささげた。