巨体の攻防熱く 春の全島闘牛に4500人


社会
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多くの闘牛ファンが見詰める中、激しく巨体をぶつけ合う牛=10日、うるま市石川多目的ドーム(仲本文子撮影)

 【うるま】県知事杯争奪第103回春の全島闘牛大会(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が10日、うるま市石川多目的ドームで開催された。体重別で争う3大タイトルマッチのうち全島一(無差別級)では古堅モータース☆若力が王者に輝いた。

中量級(970キロ以下)、軽量級(850キロ以下)では現王者がタイトルを防衛した。詰め掛けた約4500人(主催者発表)の闘牛ファンは巨体を激しくぶつけ合う熱闘を堪能した。
 沖縄全島一を決めるシーの一番(無差別級)は古堅モータース☆若力が東立成号を3分11秒で下し、1年ぶりとなる全島一の座に返り咲いた。中量級は王者・闘将ハヤテが28分2秒の激戦の末、勝進龍を退け、8度目の防衛。軽量級では無双宇良部親方が風神ボロジノを22分59秒で破り初防衛を果たした。