知事、飛行停止要求へ オスプレイ墜落受け


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 米国ハワイで米海兵隊所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの事故が起きたことについて、翁長雄志知事は18日午後の会見で、原因が究明されるまで県内でのオスプレイの飛行停止を求めることを視野に「一番に憤りを感じる。県民の安心安全を守る見地から、原因究明を含めしっかり対応してもらう」と述べた。

 翁長知事は「森本敏元防衛相が著書の中で辺野古新基地にオスプレイが100機以上配備されると記している。本土で訓練しているものも基地ができあがったら全て戻ってくるのではないかというのが私たちの普通の感覚だ。1機墜落したことの意味合いは大変大きい。そういう意味で配備撤回を要求するし、辺野古新基地も造らせない」と語った。