国の天然記念物イリオモテヤマネコの写真パネルや剥製などを展示した「戦後20年の奇跡~イリオモテヤマネコ発見50年展」(琉球新報社主催)が19日、那覇市天久の琉球新報社1階ギャラリーで始まった。28日まで。
入場無料。発見50年の節目に合わせて開催。写真や発見当時の新聞記事で「世紀の大発見」の感動を伝えるほか、沖縄こどもの国で飼育されていたケイ太の剥製、骨格標本も展示している。琉球新報新聞博物館の岡田輝雄館長は「戸川幸夫さん、高良鉄夫さんらが西表島のジャングルを追跡した状況を再現した。65年という年が立体的に分かると思う」と述べ、来場を呼び掛けた。