県内有数の米どころである金武町屋嘉で一期作の米の収穫が始まった。最高気温が県内15カ所の観測地点でことし最高を記録した16日、屋嘉の田んぼでは強い日差しが照りつける中、農作業する人の姿が見られた。
15年間、米作りをしてきた伊芸直隆さん(64)=金武町=の田んぼには3月に植えた稲が夏風に揺れ、黄金色に輝く稲穂が実っていた。
今回の出来について伊芸さんは「天候にも恵まれて色も良く、豊作だよ」と笑顔を見せる。これから収穫のピークが始まるといい、「日曜日までには終わらせたい。収穫に大忙しだよ」と話した。