ビーグ青々、夏の香り うるまで収穫


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人の背丈ほどに成長したビーグの収穫に精を出す人たち=24日、うるま市与那城照間(仲本文子撮影)

 畳表などの原料となるビーグ(イグサ)の収穫が、うるま市与那城照間で始まっている。

24日は地域の男性らが集まり、人の背丈ほどに成長したビーグを収穫。刈り取られたビーグは束ねられ、若草の爽やかな香りを漂わせていた。
 父の代からビーグ農家を営む照屋守輝さん(66)は「香りも良く光沢のある照間ビーグを使った製品をたくさんの人に使ってもらいたい。手間のかかる作業だが、ビーグの里として伝統を守りたい」と笑顔で汗を拭った。