沖縄の風、全国へ  高文祭、中文祭壮行会で誓い


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全国大会に向け、「がんばろー!」と気合いを入れる出場生徒ら=2日午後4時ごろ、県庁

 滋賀県で28日から8月1日まで開かれる「第39回全国高校総合文化祭滋賀大会」と、8月20、21の両日に東京都で開かれる「第15回全国中学校総合文化祭東京大会」に出場する生徒を激励する壮行会が2日、県庁4階の講堂で開かれた。

生徒らは「沖縄の風を吹かせたい」と全国大会での活躍を誓った。
 全国高文祭には16部門に32校から294人が出場。全国中文祭には4部門に22校から66人が出場する。そのうちの約200人が壮行会に参加した。
 壮行会は金城中、松島中、沖縄尚学中の生徒3人で構成される那覇地区選抜による琉球舞踊「綛掛(かしかけ)」で幕を開け、南風原高校郷土芸能部による「御(う)結婚(にびち)ぬ御祝(うゆえ)」、小禄高校合唱部による宮古子守歌「ばんがむり」などが披露された。
 諸見里明教育長は生徒たちの発表を見て「沖縄旋風が吹くうれしい気配を感じた。県代表として、豊かな感性を十分に発揮し、沖縄の文化を伝えてほしい」と激励した。