【東・国頭】20日の記録的豪雨に伴う土砂崩れのために国道331号の東村平良の区間で全面通行止めが続いている件で、県北部土木事務所は23日、道路を覆う土砂の撤去作業を始めた。
同事務所は「数日かかる」との見通しを示している。さらに「道路の上の方から新たに土砂崩落の危険性がある」として、道路の土砂を撤去後も崩落に対する対策を施すまでは全面通行止めは続ける方針だ。全面通行止め解除の見通しは立っていない。
台風12号の接近に伴い風雨が強まった場合、土砂除去を終えた場所や、作業中の場所で新たに土砂崩れが発生する懸念が出ている。国道331号では、東村有銘の区間で片側通行が続いてきたが、23日午後6時に解除された。