新基地反対、大きな輪 300人が防衛局包囲


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約300人が集まり、人間の鎖で沖縄防衛局を取り囲む「辺野古新基地建設NO!7・24沖縄防衛局大包囲行動」=24日、嘉手納町の沖縄防衛局

 【嘉手納】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設反対を訴える「辺野古新基地建設NO!7・24沖縄防衛局大包囲行動」が24日、嘉手納町の防衛局で催された。集まった約300人は正午すぎ、人間の鎖で沖縄防衛局を取り囲み「新基地反対」「ボーリング調査やめろ」と抗議の声を上げた。

 わんから市民の会が実施を呼び掛けた。参加者は基地建設の断念を求める抗議要請文を井上一徳防衛局長宛てに提出した。
 金武町の小森亜希子さん(39)は母の伊波佳(よし)さん(72)と娘の華奈ちゃん(7カ月)と親子3世代で訪れた。「子どもたちのために平和と沖縄の自然を守らなければならない」と語った。
 わんから市民の会の赤嶺和伸共同代表(61)は「普通の市民が一人一人、自主的に集まってこの人数になったことに意義がある」と述べた。当初、道路使用許可を取った際には40~50人を想定していた。