<未来に伝える沖縄戦>一時帰郷の沖縄で召集 吉里孝栄さん(88)〈2〉


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10代のころの戦前、戦争体験を新垣善人君(右)と知念雄斗君(中央)に語る吉里孝栄さん=7月1日、沖縄市桃原

 沖縄市桃原に住む吉里孝栄さん(88)は、沖縄戦が始まる4年前から、集団就職で兵庫県神戸市にあった航空機製造会社の川西航空機に勤めました。戦争で使う飛行艇を造り、戦況が悪化するころには航空兵に志願しました。その後、面会で帰った沖縄から兵庫に戻る船がなくなり、沖縄戦を経験することになります。部隊を転々とし、過酷な戦争に奪われた吉里さんの10代の体験を、美里工業高校3年の新垣善人君(18)と知念雄斗君(18)が聞きました。

※続きは8月8日付紙面をご覧ください。