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9月10日の「箏(くとぅ)の日」の記念行事「第15回箏の日 箏美(ぢゅ)らさ御万人(うまんちゅ)と」(琉球新報社主催、琉球箏曲興陽会共催)が10日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで催された。同会の会員約400人が演奏し、琉球箏曲の魅力を発信した。
同会の第7回こども奨励賞の表彰式もあり、金賞36人、銀賞16人、銅賞36人が表彰された。金賞の石川悠愛(ゆうな)さん=うるま市立あげな小6年=は「嫌な気分のときも箏を弾くと優しくなれる。もっと上手になりたい」と話した。
山田和子会長は「皆さんは沖縄の音楽を継承する宝だ。ますます箏を好きになってください」と激励した。
会員たちは「七段菅撹(すががち)」「源氏節」などを演奏し、柔らかで透明感のある音色を響かせた。