竜巻に発達する前の「漏斗(ロート)雲」が8日午前11時50分ごろから午後0時10分ごろにかけて、豊見城市上空で発生した。
那覇市天久からも、渦を巻く様子が見られた。発達途中で横に広がり消滅した。
沖縄気象台は沖縄本島地方に竜巻注意情報を発表した。気象台によると当時、南から湿った空気が流れ込んで大気が不安定になり、積乱雲が発達していた。漏斗雲が地表に達すると竜巻になるという。
南城市佐敷から漏斗雲を撮影した喜納凡子(なみこ)さん(40)は「初めて見てびっくりした」と話した。ほかにも複数、読者から目撃情報や写真が寄せられた。