石垣島事件


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 1945年4月15日午前9時ごろ、石垣島上空から市街地を攻撃していたグラマン戦闘機が日本軍に撃墜され、米兵3人が脱出後に捕らえられた。3人は厳しい尋問や暴行を受けた後、処刑された。2人は斬首(ざんしゅ)、1人が銃剣で刺殺された。事件はかん口令が敷かれていたが、敗戦から間もなくしてGHQへの事件告発の投書で発覚。処刑にかかわった46人が戦犯として裁判にかけられ、斬首した兵士ら7人が死刑判決を受け、執行された。