嘉手納ラプコン


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 嘉手納基地を中心に半径80キロの円内、高度6000メートル以下、および久米島飛行場を中心とする半径48キロの円内で、高度1500メートル以下の空域を米軍がレーダーを用いて行う航空機進入管制システム。軍民問わず、空域を通過するすべての航空機が、ラプコンの管制対象となっている。ラプコンとは「Radar Approach Control」の略で、進入管制のこと。2000年3月に当時のコーエン米国防長官が河野外相との会談で「米軍の運用上の所要が満たされることを前提に返還する」と表明した。