<用語>全駐労


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 在日米軍基地の日本人従業員でつくる労働組合「全駐留軍労働組合」の略称。沖縄、長崎、山口、広島、神奈川、東京、青森の7地区本部と、厚木、さがみ野、横須賀、空軍、マリン、ズケランの各支部で構成。構成員は約1万6600人(県内約6500人)。全駐労沖縄地区本部の前身は復帰運動の中核を担った全沖縄軍労働組合(全軍労)。1978年全駐労に合流。96年全沖縄駐留軍労働組合(その後沖縄駐留軍労働組合に改称)が分裂した。使用主は米軍だが労働条件改善などの交渉は雇用主の防衛省と行う。政治的には、民主党基軸を打ち出している。