<用語>高レベル放射性廃棄物の最終処分場


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 高レベル放射性廃棄物は使用済み核燃料を再処理し、ウランやプルトニウムを抽出した後に残る放射能の強い核のごみ。最終処分場は、これをガラス固化体に加工して冷却後、地下300メートルより深い地層に埋める施設。

少なくとも千年間はガラス固化体が地下水に触れないようにする必要がある。原子力発電環境整備機構は2020年までに発生する4万本の処分のため02年、全国の市町村を対象に最終処分場調査地の公募を開始。地元同意を得て文献(予備)調査、概要調査、精密調査の3段階で進め、2030年代の操業開始を目指している。