<用語>遺伝子組み換え作物


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 病気や害虫に強いなど特定の機能を持つ遺伝子を組み込み、品種改良した作物。食料問題解消に期待が集まるが、生態系への悪影響や長期的な観点から食品としての安全性への懸念もある。日本では大豆、トウモロコシなど7作物158品種を認可。国内での食用商業栽培は行われておらず、輸入品を飼料や食用油に加工しているとみられる。12月に輸入解禁されるパパイアは、果実表面にリング状のはん点ができる「リングスポットウイルス」に抵抗性を持つ品種でハワイ大学が開発、ハワイのパパイア栽培総面積の8割が遺伝子組み換え種。