<用語>食品の放射能汚染


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 放射能に汚染された食物を食べた場合「内部被ばく」の懸念がある。細胞分裂が活発なほど放射線の影響を受けやすく、成長期の子どもは健康被害を受けやすいと言われている。

もともと食品の放射性物質の基準値はなく、厚生労働省は原子力安全委員会が決めた緊急時の摂取制限の指標を、コメや肉などの基準値に援用した。暫定値は放射性ヨウ素は1キロ当たりベクレル計算で牛乳300、野菜類2千、セシウムは牛乳200、野菜や肉、卵などは500。