沖縄返還密約

　１９７２年の沖縄返還の際の財政負担で、日米両政府が米側負担分を日本が肩代わりするとした秘密裏の合意。国会でも追及されたが、日本政府は否定している。２０００年と０２年に密約の存在を裏付ける米公文書が相次いで発見、日本政府が２億ドルの裏負担をしていたことなどが明らかになった。これに加え米資産買い取り費１億７５００万ドルと原状回復費など２０００万ドルを合わせ３億９５００万ドルが事実上日本負担となっている。