<用語>カーボンナノチューブ(CNT)


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 炭素原子が結合して管状になった物質で、直径は0・5~200ナノメートル(ナノは10億分の1)。鉄に比べ100倍の強度があり、銅の10倍の熱、100倍の電気を伝達できる。樹脂に溶かしたり、金属などに混ぜたりすることで、高機能の製品開発が可能。電子工学や繊維、建築、環境、医療など、さまざまな分野で製品化の研究が進んでいる。