保育に欠ける状況

　公立・認可保育園の入所に際し、児童福祉法は入所希望世帯が家庭で保育ができない状況の把握を市町村に求めている。同法施行令は保護者や同居の親族などが「保育に欠ける」理由として（１）昼間の労働が常態（２）妊娠中または出産後間もない（３）疾病、負傷、精神や身体に障害を有する（４）同居の親族を常時介護―などを規定。母子および寡婦福祉法でも母子・父子家庭の優先入所を定めている。