構造計算適合性判定(ピアチェック)制度


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 耐震強度偽装事件の再発防止を目的に2007年6月20日に施行された改正建築基準法に基づき創設された制度。木造で高さ13メートル、鉄筋コンクリート造りで高さ20メートルを超える建築物などについて、建築主事や指定確認検査機関が審査していた建築確認を、今回新設した指定構造計算適合性判定機関が再審査することが義務付けられた。2階建て鉄筋コンクリート造りの建築物でも同判定が必要となる場合がある。県建築指導課は県内で新築・増築される建築物のうち年間約2000件が対象になると予想している。