銀行の保険販売


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 政府は金融自由化の一環として、銀行での保険商品販売を段階的に認めてきた。保険会社が開発した商品を銀行が販売する仕組みで、2001年4月に住宅ローン関連の信用生命保険などを解禁したのを皮切りに、02年10月には個人年金保険、05年12月には一時払い終身保険や一時払い養老保険を販売できるようにした。ことし12月22日の全面解禁で、生保の主力商品である平準払い終身保険をはじめ、「第3分野」と呼ばれるがん、医療、介護保険、損保分野の自動車保険なども銀行窓口で取り扱えるようになる。