普天間爆音訴訟


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 米軍機の騒音被害などに悩む米軍普天間飛行場周辺の住民404人が2002年10月、日本政府と同基地のリチャード・ルーキング司令官(当時)を相手に、米軍機の夜間飛行差し止めや総額6億3000万円余の賠償金を求めて提訴。全国の爆音訴訟で初めて基地司令官を被告とした。司令官側は1度も出廷せず、那覇地裁沖縄支部は04年9月、前司令官に対する請求を棄却した。国に対する審理は同支部で審理中。