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「キングス、世界に通用するブランド目指す」社長、GMが語る将来ビジョン


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キングスの将来ビジョンについて会見をした沖縄バスケットボールの白木享社長(左)と安永淳一GM=10日、沖縄市の沖縄アリーナ

 琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボールは10日、沖縄市の沖縄アリーナで会見を開いた。白木享社長と安永淳一GMが登壇し、白木社長は「キングスが世界に通用するブランドになることを目指す」と宣言した。沖縄アリーナで9月23、24の両日、キングスと台湾プロバスケリーグ3季連続王者「台北富邦(ふぼん)ブレーブス」とのプレシーズンゲーム開催も発表した。

 2026年から新リーグ体制となるBリーグについて、白木社長は「十分にライセンス交付をいただけると考えている。『沖縄をもっと元気に』の活動理念を大切にし、沖縄の皆さんに(キングスを)に誇りに思ってもらい、次のビジョンとして『沖縄を世界へ』を展開していきたい」と強調した。

 安永GMは「アジアナンバーワンのチーム」を当面の目標に掲げ「キングスが日本のみならず、世界で通用するチーム、ブランドになればNBAとの試合も夢ではない」と将来ビジョンを語った。また「子どもたちがバスケで世界を目指せる環境や、目指したいと思える機会をキングスが提供し、世界で活躍できる選手を輩出したい」と、現役選手に加えユースチームの育成環境向上を掲げた。
 (藤村謙吾)