有料

一人芝居フェス あすから番外編 10周年記念、那覇


一人芝居フェス あすから番外編 10周年記念、那覇 10周年を迎えた「最強の一人芝居フェスティバル」沖縄版を主催する犬養憲子=14日、那覇市泉崎の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 大阪発の「最強の一人芝居フェスティバル」の沖縄版が今年で10周年になる。記念の番外編「INDEPENDENT Ex沖縄」が20、21日に那覇市銘苅のアトリエ銘苅ベースで開かれる。主催の犬養憲子は「10年で広がりも感じている。全国で一人芝居をしている役者同士のつながりもできた」と振り返った。

 最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」は2000年に大阪で始まり、11年のツアーで沖縄初上演。その際に犬養は初めて一人芝居を披露した。「役者としての幅が広がった。門戸を広げて演じる人も見る人も増えれば」と、14年に自らが主催し沖縄版を始めた。犬養は「自分自身、沖縄の時事を取り入れた名刺代わりの芝居も増えた」と語る。

 今回、犬養は樋口ミユ脚本・演出の新作を上演する。劇団シアターテンカンパニーからは金城太志と知花錦が出演。それぞれ田原雅之演出の作品を上演する。大阪からは亀山貴也が二朗松田脚本・演出の作品を演じる。犬養は「推し作品を探しに見に来て」と呼びかけた。20日は午後3時と午後7時、21日は午後1時から。一般2500円、22歳以下は2千円。問い合わせは電話090(3795)4049(イヌカイ)。