桑江良健・絵描き50周年展が那覇市久茂地の那覇市民ギャラリーで開かれている。29日まで。
画家の桑江さんが1974年に画家を目指しフランスのパリに渡って50年。「独学で色彩空間をずっと追いかけてきた。完成した」と言い切る。それを、「あじくーたー色彩空間」と命名した。「沖縄の大事なものを伝えたいとやってきた」と振り返った。
パリ時代に描いた油彩画はじめ沖縄の風景や抽象画など最近の作品まで55点を展示した。個展のサブタイトルは「あじくーたー色彩空間は神様からの贈り物 世界画壇の頂点に至る!」とした。自信を持って自分の色彩空間を追求してその頂点に立ってほしい、という若い人へのメッセージ」と話す。10月3日から13日まで、名護博物館で企画展を開く。大作を30点ほど用意している。
(宜保靖)