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ジェンダー平等 那覇で実践講座 7社から20人参加


ジェンダー平等 那覇で実践講座 7社から20人参加 ジェンダー平等実現へのプロセスを学ぶ実践型講座で全体発表する参加者=8日、那覇市のオキナワイノベーションラボ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ジェンダー平等の実現へ組織内での男女共同参画の実行までのプロセスを学ぶ実践型講座が8日、那覇市の沖縄銀行本店内の「オキナワイノベーションラボ」で始まった。計3回連続講座の1回目。7社から約20人が参加した。ファシリテーターをNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの安谷屋貴子さんが務めた。
 参加者らは企業ごとのグループに分かれて、組織内の現状や課題を洗い出し、ジェンダー平等が実現されたらどうなるかをイメージを描いて全体で共有した。
 参加者からは「(育休など)制度が整っているが運用がうまくできていない」「男性が多い職場で女性の意見が通りにくい」などの声があった。これらの意見を基に、実践に向けた組織内の関係構築のスキルを学ぶ。2回目は12月、3回は来年1月予定。
 OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)が主催。参加企業・団体は次の通り。Everyone.Engineer、オー・イー・エス、コープおきなわ、りゅうせきライフサポート、おきなわ女性財団、琉球ミライ、琉球新報社。
 (慶田城七瀬)