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ビジネス創出へ 台湾24社が来沖 マッチング商談会開催


ビジネス創出へ 台湾24社が来沖 マッチング商談会開催 名刺交換を行う台湾企業の代表者(右)と、県内企業の代表者(左)=4日、那覇市松尾の第一牧志公設市場
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 沖縄イーコマース協議会(銘苅誠也代表理事)と台湾イービジネス協会(柳聖恩理事長)は4日、台湾企業と県内企業をマッチングする商談会を、那覇市松尾の第一牧志公設市場で開催した。最先端のテクノロジーを有する企業や日本および沖縄でのビジネスや投資に関心が高い企業や個人など、台湾から24社29人が来沖し、商機を探った。県内からは20社25人が参加した。

 同協議会と同協会は2020年、沖縄と台湾のイーコマース交流体制の構築に関する協定を締結したが、新型コロナの影響で交流会はオンラインで実施していた。今回、初めて対面での開催となった。銘苅代表理事は「国を超えたイーコマース企業の交流会や商談会は全国でも初めてではないか。相互の発展につながってほしい」と力を込めた。

 柳理事長は、実際に沖縄に来たことで知り得たことが多かったとした上で「今後も台湾と沖縄の企業が交流を深めていき、規模も大きくしていきたい」と意気込んだ。

(玉寄光太)