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24年県産米新酒 先行予約を開始 伊平屋酒造所


24年県産米新酒 先行予約を開始 伊平屋酒造所 離島フェアで新酒の魅力をPRする伊平屋酒造所の竹本進之介共同代表(左)、保久村貴洋さん(中央)、保久村政代共同代表=11月24日、那覇市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 伊平屋酒造所(伊平屋村、保久村政代代表)は2024年の県産米新酒泡盛を本数限定で先行予約販売する「照島FirstTake(ファーストテイク)44度」の受け付けを開始した。古酒とは異なるフレッシュな味わいを持つ県産新米の「新酒泡盛」という新たな文化を提案し、酒造所のファンを増やすことを主な目的とした取り組み。
 年に一回限りの初仕込みの限定酒で、100%伊平屋島産米を使用して作る。一升瓶2本に加え、同酒造所での酒造り体験、申込者限定のSNSコミュニティへの招待、ネット販売割引チケットをセットにして1万円(税込)で販売する。
 同酒造所の竹本進之介共同代表は「共に酒造所を育てるパートナーを増やしたい」と述べた。
 100人の応募枠に対して現在45人が申し込んでいる。定数に達し次第受付を締め切る。12月に刈取り、1月に醸造を開始、3月に蒸留し、4月以降順次発送する予定。 (普天間伊織)