ダイハツ、県内７社影響　生産停止　長期化で打撃も

　東京商工リサーチ沖縄支店は２８日、生産を停止しているダイハツ工業（大阪府、奥平総一郎社長）の取引先企業が県内に計７社あることを発表した。このまま生産停止が長期化した場合、これら企業の資金繰りに影響が出る可能性があるとみている。
　ダイハツ工業および主要子会社５社と取引のあった県内企業は、自動車（新車）小売業者３社、受託開発ソフトウエア業、自動車整備業、中古自動車小売業、自動車卸売業が各１社だった。
　東京商工リサーチ沖縄支店は「生産停止が長引くと、ダイハツ工業グループとの取引に依存する企業のダメージは大きくなる」と述べ、早急な支援体制が必要だとの認識を示した。（玉寄光太）