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半導体開発で 12社が新組織 国内自動車大手など


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 自動車大手のトヨタ自動車や日産自動車、半導体大手ルネサスエレクトロニクスなど12社は、自動運転に使う高性能デジタル半導体(SoC)を研究、開発する新組織を設立したと発表した。各社の強みを持ち寄って共同研究し、最先端の技術の実用化につなげる。開発するSoCは2030年以降の量産車に搭載することを目指す。名称は「自動車用先端SoC技術研究組合」(ASRA)。組合に参画するのは、トヨタと日産にホンダ、マツダ、スバルを加えた自動車大手5社など。
 ASRAは自動車向けに、異なる半導体を組み合わせる技術を使ったSoCの研究と開発を進める。28年までに技術を確立する計画だ。