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12月消費者心理 2年ぶり高水準 3カ月連続で改善


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 内閣府が5日発表した2023年12月の消費動向調査は、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)が前月比1・1ポイント上昇の37・2だった。3カ月連続で改善し、21年12月(38・8)以来2年ぶりの高水準となった。物価の先高観が弱まったことが指数を押し上げたとみられる。
 基調判断は「改善に向けた動きがみられる」とし、前月の「改善に向けた動きに足踏みがみられる」から上方修正した。
 指数を構成する「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」の4項目が全て改善した。