有料

JR年末年始 8%増 主要線区 新幹線、九州で13%増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 JR旅客6社は5日、年末年始期間(2023年12月28日~24年1月4日)に新幹線や在来線特急などの主要線区を利用した人数が22年度比8%増の986万9千人だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の18年度比では94%。
 JR各社によると、「のぞみ」が全席指定となった東海道新幹線の利用者数は22年度比で8%増、18年度と比べても1日平均で1%増えた。JR東海の担当者は全席指定の効果について「ピーク時の混雑が緩和したと思う」と述べた。
 このほかの新幹線の利用状況では、22年度比で、北海道17%、東北11%、秋田10%、山形10%、山陽9%、九州13%の増となった。一方、能登半島地震で大きな影響を受けた上越は4%、北陸のJR東日本区間は5%、JR西日本区間は1%増にとどまった。
 新幹線など長距離列車を除いた首都圏の主要駅利用者数は、東京駅が22年度比8%増の延べ125万人、成田空港駅は23%増の延べ4万人だった。