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業種別トップ建設371社 自治体発注工事減で54社減


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京商工リサーチ沖縄支店が発表したは2022年度県内法人企業利益ランキングで、業種別の企業数トップは集計開始から変わらず「建設」で371社だった。ただ県・市町村発注工事の減少などから前年度比54社減少し、3年ぶりに400社を下回った。
 21業種中、利益総額が最も大きかったのも「建設」だったが、同16・2%減の283億5479万円となった。1社当たり平均利益額は「酒類・たばこ」の12億1144万円が最も高かった。
 企業数2位は「その他サービス」で105社、3位は「病院・福祉」の104社だった。利益総額2位は「金融・保険・リース・クレジット・証券・信用保証」の186億5339万円で、景気好転に伴う与信費用の減少があった金融機関の増益が寄与した。