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キヤノン子会社 オリンパス協業 超音波内視鏡で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 オリンパスと、医療機器を製造するキヤノン子会社のキヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)は15日、超音波内視鏡検査に使う診断装置の生産、販売で協業すると発表した。オリンパスの超音波内視鏡を、メディカル社の診断装置に組み合わせる。膵臓(すいぞう)など検査しにくい臓器の疾患の早期発見や治療につなげる。
 装置の販売はオリンパスが手がける。欧州と日本で年内に販売を始め、米国での展開も目指す。
 特に膵臓は検査しにくい場所にあり、がんの初期には自覚症状がほとんどないため、早期発見が課題となっている。