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FDA 乗り継ぎ拡大へ 神戸空港でスカイマークと


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)がスカイマークと連携し、双方が乗り入れる神戸空港を軸に乗り継ぎ便の拡大を構想していることが18日、分かった。ダイヤ調整で乗り継ぎ時間を短縮できれば、地域間を旅行で行き来する需要が増えると見込む。FDAが多くの便を発着させる拠点空港に札幌市の丘珠(おかだま)空港を加える案も判明した。
 FDAの親会社、鈴与(静岡市)の鈴木与平会長(82)が共同通信のインタビューで明らかにした。鈴与は昨年、グループでスカイマーク株の約13%を握る筆頭株主になり、航空2社による具体的な協業を模索しているという。
 神戸空港からはFDAが青森、花巻、松本、高知の4路線を、スカイマークが札幌、長崎、那覇などの8路線をそれぞれ運航する。鈴木氏は「(乗り継ぎは)最も実現可能な研究課題だ。FDAとスカイマークで1枚のチケットになれば便利になる」と語った。