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バレンタイン商戦開始 名古屋 能登地震支援も


バレンタイン商戦開始 名古屋 能登地震支援も バレンタイン催事会場に並ぶスイーツ=17日、名古屋市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ジェイアール名古屋高島屋(名古屋市)で18日、国内最大級のバレンタイン催事が始まった。24回目の今年は約150のブランドが出店し、過去最多となる約130種類の限定品を用意した。能登地震で店が被災したシェフも参加。会場に募金箱が設置されるなど被災地への支援を呼びかけた。
 一般販売前の17日に開かれた開幕イベントにはスイーツの人気シェフ約30人が登場した。フランス・パリや長野県軽井沢町などに店を構える青木定治さんは「おいしいチョコレートやお菓子を作るのが僕らにできること。少しでも世の中に貢献できれば」と被災地に思いを寄せた。
 石川県七尾市出身の辻口博啓さんの地元店舗は被災の影響で休業しており、再開のめどは立っていない。辻口さんは「(募金は)本当にありがたい。復興も兼ねて経済を回していかないといけないので、頑張りたい」と意気込んだ。