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近代ドーハの 発展経緯学ぶ 新報海外視察団 博物館など見学


近代ドーハの 発展経緯学ぶ 新報海外視察団 博物館など見学 サッカーW杯の会場となったハリファ国際スタジアムを訪れた海外経済視察団の参加者ら
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【カタール・ドーハで謝花史哲】中東のカタール・ドーハを巡る琉球新報社主催の2023年度海外経済視察団は現地1日目の17日、ドーハの海岸沿いを埋め立て、22年に開業した港から視察を開始した。
 ドーハの新市街地や「砂漠の薔薇(ばら)」と呼ばれる建物アートで仕上げられたカタール国立博物館、22年のサッカー・ワールドカップ(W杯)で日本がドイツやスペインに勝利したハリファ国際スタジアムの外観などを視察した。
 博物館は2019年に完成。無数の円盤状の花びらを想像させる屋根が複雑に組み込まれた外観になっている。
 カタールの生態系や歴史、伝統文化などを紹介する展示物があり、視察団は古代に始まり、英国からの独立や石油資源開発など近代までのドーハ発展の経緯を学んだ。
 その他、旧市街地のマーケットや旧市街地をさら地にして4区画で新たに開発された街並みなども見て回った。