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新報海外視察団 モスクや砂漠巡る イスラム文化・観光体験


新報海外視察団 モスクや砂漠巡る イスラム文化・観光体験 イスラム教の礼拝堂モスク内で礼拝のやり方などについて現地ガイドから説明を受ける海外経済視察の参加者ら=18日、カタール・ドーハ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【カタール・ドーハで謝花史哲】中東のカタール・ドーハを巡る琉球新報社主催の2023年度海外経済視察団は現地2日目の18日、教育、医療、科学の中心地として開発が進む地域やイスラム教の礼拝堂モスクなどを視察したほか、砂漠ツアーを体験した。
 約12平方キロメートルの区画を整備した「エデュケーションシティ」は国立図書館や大学、病院などが集積し、医療や緑化技術に取り組む地域として発展を続けているという。
 そのうち、視察団一行は約1億5千万冊を貯蔵する国立図書館に入館し、規模の大きさなどを体感。その後、モスクを巡って礼拝などイスラム教の文化を学んだ。
 砂漠ツアーでは四駆車両に分乗し、砂丘をドライブ。非日常的な体験を満喫した。バギーやラクダに乗る体験型の観光や、食事や宿泊のキャンプ施設の点在による利便性を重視したサービスなど、砂漠を活用した外国人観光客誘致の取り組みを学んだ。