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カタール世界遺産に触れ 新報海外視察 遺跡、伝統家屋を訪問


カタール世界遺産に触れ 新報海外視察 遺跡、伝統家屋を訪問 カタールの伝統的な家屋を再現した施設を訪問した海外経済視察団の参加者ら=20日、カタール・ドーハ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【カタール・ドーハで謝花史哲】中東のカタール・ドーハを巡る琉球新報社主催の2023年度海外経済視察団は現地4日目の20日、文化交流や世界遺産の見学などを通じてカタールの歴史を学んだ。
 砂などで造った伝統的な家屋を移築するなどした観光施設「エンブレイスドーハ」を訪れた視察団は、アラビックコーヒーや伝統衣装などに関する説明を受けるなど、文化体験で地元の人たちと交流したほか、アラブのビジネスマナーなどを学んだ。
 かつて街を守るために建設された見張り用のとりでで、現在は一つだけ残るカタールの世界遺産「アル・スバラ遺跡」も訪れた。視察日程は20日で終了。4度目の参加となった正広コーポレーションの新垣浩一会長は「外国からの労働者受け入れや所得の在り方など日本、沖縄にとって参考になることが多かった」と感想を述べた。