有料

若者育成「優良」認定 労働局 古波蔵組とリュウズ


若者育成「優良」認定 労働局 古波蔵組とリュウズ 古波蔵組の古波蔵太志社長(左から2人目)とリュウズシステムの稲福豊社長(同4人目)=23日、那覇市の那覇第2地方合同庁舎
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄労働局(西川昌登局長)は23日までに、若者の採用や育成に積極的で雇用管理の状況などが優良な企業として位置付ける「ユースエール認定企業」に、土木建築の古波蔵組(那覇市、古波蔵太志社長)とシステム開発のリュウズシステム(同市、稲福豊社長)を認定した。同市おもろまちの那覇第2地方合同庁舎で同日、通知書交付式が開かれた。県内で19、20番目の認定となった。
 古波蔵組は1979年創業。全社員にスマートフォンを支給し、勤怠管理や情報共有に活用することで世代間の交流や業務効率化を図り定着率向上につなげるなど県内建設業では初の認定を受けた。97年創業のリュウズシステムは資格取得などを費用面で支援し、勤務中のeラーニングを認めるなど積極的な人材育成に取り組んでいる。
 古波蔵社長は「建設業の新3K、高収入、休暇が取れる、希望ある職業に向け、まい進していきたい」と話した。
 稲福社長は「若手の感性とベテランの経験が融合する、時代に合った会社になれるよう取り組んでいきたい」と喜んだ。 (謝花史哲)